大会レポート
帯広道場 冨里浩貴

平成26年12月9日  サムライ杯を見て

 

自分は、11月のサムライ杯を見て思ったことは、勝てる、勝てないではなくこの大会まで登りつめられるかどうかと思いました。

自分は全く実力がなく、かといって強くなっているという実感もありません。

正直言うとサムライ杯を見て「しっくりときた」試合はありませんでした。

自分に空手に対する熱が足りないのかもしれません。

だから「登りつめられるかわからない」と言う弱い本音を心に抱いたのかもしれません。

こんなことあまり言いたくないのですが、これが自分の今の心境です。

もちろん「強くなりたい」という気持ちもあります。

でもその反面空手から逃げだしたいっていう気持ちもなくはないんです。

 それで話はサムライ杯の話、重量級のチャンピオンは見た目と言い迫力と言い驚くことばかりでした。

チャンピオンの出すパンチは自分には人並みに見えたのですが蹴りは重かったです。

特に下段の蹴りはかなり重そうでした。

見ている側が辛そうにおもうほどでしたから、もらっていた相手はもっと痛いと思うのであれくらいの迫力満点の下段蹴りが出せるように努力していこうと思います。

準優勝の日下部選手も冷静な動きで相手の隙を狙い、一つ一つの突きや蹴りに意味を込めて出しているので、手数が少なくてもあれだけ保ち攻めることができたのだと思います。

自分はこの間の試合(佐藤道場交流大会)で「とにかく攻めて何とかなるんじゃないか。」なんて中途半端で甘い考えで挑んだ自分がかなり間違えていた事に気づきました。

日下部選手の戦い方は、自分の頭の中に強い印象を残しました。

自分も日下部選手のように冷静に相手の出してくる攻撃に対応し、しっかり相手を見てあいているところを拳いっぱいに繰り出していけるように日々練習を重ねていきたいです。

良い体験をさせていただきました。ありがとうございました

                              

押忍

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